フリーランスエンジニアは、企業で働いているエンジニアとは収入のあり方が異なります。基本給が決まっていて同じ程度の金額を毎月受け取れるとは限らず、働き方次第でどのようにするかによって収入が大きく左右されるのが特徴です。
フリーランスエンジニアが安定して収入を得たい場合、委託案件を確保する方法があります。きちんと契約に従った業務をこなしていけば、長期にわたって毎月同じ金額の報酬を得ることができます。
ただ、長期といっても数ヶ月から2、3年という程度です。適宜別のクライアントを探していくことが収入安定につながることは、フリーランスとして働く上で注意すべき点です。
一方で、請負案件で成果報酬という形で収入を得ているエンジニアもいます。
実際にどのくらいの収入を得ているのかという点では、年収の開きを見てみると良いでしょう。
企業で働いているエンジニアの場合、500万円から600万円が平均的です。ベテランになると800万円くらいなのに対し、まだ経験が浅い頃には300万円から400万円というのが主流です。
それに対してフリーランスの場合、年齢や経験よりも案件の受け方が大きな影響を及ぼします。
最小のエフォートで年収200万円前後としているエンジニアもいますが、必死に様々な案件を組み合わせてこなしていくことによって1000万円以上を稼いでいる人もいます。稼ぎやすいようスキルアップを図って単価を上げている人もいるなど、フリーランスエンジニアは多様なやり方で年収を変えられるようになっています。